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相谷さんのニコニコ放浪記

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2009-05-27

相谷さんのボカロ巡礼(第0回) vocaloid遺産【いきなり番外編】

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はじめに

この「ボカロ巡礼」は、相谷年昭(以下、俺)が独断と偏見でvocaloidのオリジナル曲を中心に紹介しようというコーナーです。

このブログに限らず俺のモットーは「時に暖かく、時に辛口に記事を紹介する」なので、その辺はどうかよろしくお願いします。


とりあえず最初の回は、まだニコニコ動画すらなかったころのvocaloidについて。

つまり初音ミクどころかまだvocaloidすら発売されていないころの話です。



あの素晴らしい愛をもう一度


2003年7月24日発売のCCCD『HISTORY OF LOGIC SYSTEM』(廃盤)のボーナストラックとして収録されたものです。デモではなく実際に販売された楽曲としては、VOCALOIDを使用したおそらく最初のものではないかと思います。このあと、わずかに遅れて8月6日には「コーヒールンバ」が(nm3148057)発表されています。


【VOCALOID遺産】あの素晴らしい愛をもう一度 - ニコニコ動画説明コメントより


上の説明コメントに書かれているとおり、この曲は2003年7月24日に松武秀樹が発売前(!)のMEIKOKAITOを使ってアレンジした楽曲である。

プロ(それもかなり大御所)がアレンジ*1したという事もあって、素朴ながらかなりきれいな声をしている。感無量とはこの事だよなあと実感する。


Let's Take A Coffee(コーヒー・ルンバ)


2003年8月6日発売のLogic System『To Gen Kyo ±1』(廃盤)より4曲目、「Let's Take A Coffee(コーヒー・ルンバ)」です。このアルバムの品番はMHCL-298。紙ジャケット仕様の限定版で、価格は税込¥2,310でした。

「あの素晴らしい愛をもう一度」(nm3040083)にわずかに遅れはしましたが、日本語以外のVOCALOIDが商用作品に使用されたのはこれが最初ではないかと思います。

VOCALOIDの公式HP(http://www.vocaloid.com/jp/)を見ると、2004年10月8日に渋谷ヤマハARTスタジオで開催されたセミナーで発売前のMeikoが紹介されたこと、及び松武秀樹氏も参加されたらしいことが判ります。


【VOCALOID遺産】 Let's Take A Coffee (コーヒー・ルンバ) - ニコニコ動画説明コメントより


この曲は「あの素晴らしい愛をもう一度」から2週間後、同じく松武秀樹が発売前のMEIKOとLOLA*2を使ってアレンジした楽曲である。

外人声のLOLAがここまで聞き取れるのも驚きだが、vocaloidと楽曲のアレンジがここまでマッチしているのも驚きである。


さすがに今のボカロ曲と比べるとある種の素朴さは否めないけど、「これが今のミクなどの技術や調教につながっているんだよなあ」と思うと、やはりこれはすごい事だと感じる。

さてそれから約4年後、果たして今のニコニコ動画にいるvocaloidプロデューサー(○○P)達はどんな進化と曲を作り上げたのだろうか。次回から本格的にその曲の数々を追っていきたい。

*1:このころはまだ「調教」という言葉は使われていないし、少なくてもこの場合は使うべきではない。

*2:当時はまだLOLAも発売されていなかった。

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