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Niconico is Priceless

2009-09-23

月間ビジネスアスキー2009年11月号に小林宏氏のインタビュー記事

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毎月24日発売なはずなのだけれども、もう届いた。

今回はドワンゴ社長の小林宏さんのインタビュー。

"ニコニコ動画の現在と未来"というテーマで話されています。

テーマに反してほとんどニコニコ動画以前の話ですが・・・。


まず、小林氏がドワンゴに入社した経緯について。前職はスクウェアで営業や広報など開発以外のあらゆる仕事をしてきたとのこと(前々職は野村證券)。前に、"ドワンゴ社員からして大先輩"だとか"ドワンゴのトップは技術者"とかいってたからてっきりこの人も技術出身かと思ったけど違うのか。まあそれはともかく、スクウェアではやりたいことはやりつくしたそうなので、休養をとるために99年に退職。10ヶ月ぐらい無職だったそうですが、その間にドワンゴの話を聞き(といっても、スクウェア時代からドワンゴは知っていたそうですが)、月曜日限定という約束で00年1月からドワンゴに出勤。でも、だんだん大きくしていくうちに週4日勤務になって、第三者割当をうけるときは週7で出勤。さらに、主幹事証券が古巣の野村證券になったこともあり、責任をとって社長になったとのこと。結構な期間を費やしたんじゃないかと思ったら、社長になったのは00年9月のことらしい。こういうのを、とんとん拍子というのだろうか。


まあそんなこんなで社長になった小林氏。社長として心がけていることは、"財布の紐をきちんとコントロールすること"と"開発者にお金の心配をさせずに、能力を存分に発揮できる環境を用意してあげること"とのこと。この二つは一見すると相反するような気もするのだけれども、そのために資金調達は常に積極的に取り組んできたようだ。その甲斐あってか、着メロ事業がヒットしたり、上場したり、エイベックス資本提携を結んだりでキャッシュも100億円を超えたそうです。しかしここに来て、立ち上げたポータルサイトの「dwango.jp」が大失敗。そこでポータルサイトを作るのではなく、育ててポータルサイトにしていく、つまりコンテンツを基にしたサイトを作ってそれを大きくしていき、ポータルサイトにしていくという方針に変更。そこで登場したのが、ニコニコ動画だそうです。まあこのあたりの小林社長の活躍は有名ですね。ほとんど迷うことなく、数十億円のコストを費やしたとか。ただこれも、今まで貯めたキャッシュがあったからこそのことだとのこと。任天堂もよく言ってるけど、エンターテインメント業界なんて天国か地獄かしかないのだから、キャッシュは貯めておいて損はない(あったらあっただけ研究開発費に使わない)ということなのでしょう。


さてさてそんなニコニコ動画ですが、プレミアム会員の増加で課題だった黒字化も目前に近づいており、今後新サービスの提供でコストがかさむことになっても、調整次第で黒字化が見込める段階にまでなったと思っているとのこと。

将来、ニコニコ動画モバイルでのエンタテインメントポータルになる日は来るのでしょうか? そういや、前にYahoo!みたいなサイトになりたいと言っていたような言ってなかったような・・・。


ところで、川上氏が小林氏にドワンゴの社長就任を要請する話も書かれている"ニコニコ動画が未来を作る ドワンゴ物語"が10月10日にアスキー新書から発売されるようです。

サイト閉鎖のお知らせ | ASCII Books

前月号まで『ドワンゴニコニコ動画をつくるまで』(仮題)と紹介していたのに、過去についてのタイトルから未来についてのタイトルに変更になったようです。

新書にしたら高いなぁ。900円か。生協は新書はなぜか5%引きしかしてくれないんだよなぁ(単行本(漫画含む)は10%引き。雑誌は5%引き)。って、新書なのに304ページもあるのか。これはお買い得。


さてさて、3号つづいたこの連載も今月号で最終回。

次は、ひろゆきかな?それとも夏野さんかな?と予想していただけに残念。

過去のインタビュー記事については以下から。

月間ビジネスアスキー2009年9月号に川上量生氏のインタビュー記事 - Niconico is Priceless - ニコニコ部

月間ビジネスアスキー2009年10月号に杉本誠司氏のインタビュー記事 - Niconico is Priceless - ニコニコ部